k02. ケムリクサのキャラクターまとめおよび考察
[mathjax]
ケムリクサに登場するキャラクターを改めてまとめてみる試みです。
私は人の名前を覚えるのが致命的に苦手なので、レギュラーメンバー7人、総勢約13人の関係を覚えるのに大変苦労しています。名前の響きも似てるし…
注意 : この記事にはケムリクサ全話のネタバレを含みます
概略
3話にてついにEDがフルで公開され、自主制作版のEDにあったタイムライン的なアレをアニメ版でも踏襲することがわかりました。
3話 ((これ以上変化しないことを祈りたい)) エンディング時点での情報をまとめたのが以下の図になります。
こうしてみると、本放送開始前のたつき監督の0.5-0.9話はおよそ0.1話毎に1人退場しており、退場直前の話はそのキャラクターに焦点を当てたものになっていたことに気づきます。
というわけで、以下では退場順に各キャラクターを見ていきます。
りょく
さいしょのひとから分離した6人は、それぞれ五感(的なもの)のいずれかに特化しているようです。
初っ端から例外ですが、文字が読めるのはりょくのみであり、 りょくは知識に特化しているらしいことが示されています。
0.5話から0.6話のいずれかの時点で退場しました。第3話で登場した四角いケムリクサ?はその遺品です。
りょう
五感のうちでは嗅覚に特化しているようです。
それなのにりょうちゃんは、みどりちゃんに頼らないで戦うのがフェアだとかで…もう…
りつ
3話
戦闘力も高いらしい?
0.6話から0.7話のいずれかの時点で退場しました。
りな(分裂前)
五感のうちでは味覚に特化しているようです。
0.7話から0.8話のいずれかの時点で6人に分裂しました。
りなちゃんズ
オリジナルのりなちゃんが分裂し、りなっち、りなじ、りなぞう((りなぞうは名前を確認する術が発見できなかった。確認漏れか、本当に一度も名前を呼ばれていない可能性がある。とりあえず自主制作版を参考にし、便宜上「りなぞう」と呼ぶ。))、りなよ、りなこ、りなむの6人から成るりなちゃんズが誕生しました。
そのうちりなぞうは1話以前に退場、りなこは1話冒頭で退場しました。
リナちゃんズの能力や外見はほとんど変わりませんが、少しずつ性格が違うような気がします。少なくとも、りなよは大抵目を閉じています。
おそらくオリジナルのりなちゃんも同様ですが、瓦礫を食べて、必要なときにそれを取り出すことができるようです。
りなちゃんズは一行の中でおそらく唯一、葉を2枚持っています。1枚は他と同様にコアとなる葉ですが、もう一枚は分裂に必要なもののようです。
りなぞうの退場タイミング
りなちゃんズの3人目、りなぞうの退場タイミングには、EDのタイムラインと0.5-0.9話の間で矛盾が生じています。現時点では、どちらが正しいのか確定できません。
0.8話ではりなちゃんが最低でも2人になっていること、りくが生存していることが確認できます。その後0.9話ではりなちゃんズが6人いること、そしておそらくりくが退場していることがわかります。
つまり、これら非整数話から得られる流れとしては
- りなちゃんが6人に増える
- りくが退場する
- りなちゃんズは6人である
という順番になるはずです。
一方EDのタイムラインでは
- りなちゃんが6人に増える
- りなちゃんズが5人になる
- りくが退場する
という順番になっています。
偶然映っていないだけで0.9話時点でもりくは生存していると考えればこの矛盾は解消されますが、これまでの流れに沿って考えると可能性は低そうです。
自主制作版ではりなちゃんズの分離は7人として描かれていました。この設定と混同したためにりなちゃんズの数を間違えた説が一番有力だと思います。
りく
五感のうちでは触覚に特化。
ケムリクサを光らせる能力を唯一持っていたようです。
0.8話から0.9話のいずれかの時点で退場しました。
りつ
五感のうちでは聴覚に特化。
その他の能力については本編でも色々描かれていますが、ミドリの根を操ったり、根を伝って耳だけ(?)移動できるようです。自主制作版ではわかばくんを含めた全員が根を使ったテレポートを行っていましたが…
3話時点で生存しています。ただしEDで線が細くなっているという噂がある他、有理数話でキラキラエフェクトがついた人物は退場するというジンクスを考慮すると、状況は良くない気がします。
りん
五感のうちでは視覚に特化。
身体能力は高そうですが、その他特別な能力については本編で特に語られていない気がします。
3話時点で生存しています。
わかば
五感全てを兼ね揃えているようですが、特化しているというわけでもなさそうです。
特別な能力は今の所ありません。葉を持たなかったり大量の水を必要としなかったりとあらゆる点で他の姉妹とは異なっています。
一行の視点ではアカムシの疑いをかけられる等、最もヒトらしからぬ人物として見られていますが、視聴者視点では明らかにわかばくんがヒトだと思えるように描かれています。
その他にもけものフレンズ1期のかばんちゃんと被る点は多く存在します。これが意識的なものかどうかはわかりません。後日考えてみたいです。
1話かそれ以前の段階で、自分の名前以外の記憶を一切持たない状態で誕生したはずです。
3話時点で生存しています。
姉妹関係
それぞれの呼び方から、姉妹関係を推定することができます。例えば
りんはりつのことを「りつ姉」と呼びます。つまり、りつはりんより上の姉妹であることがわかります。
登場人物\(A,B\)について、 \(A\)が \(B\)よりお姉さんである確証が持てるとき、 \(A>B\)と表記することにします。
「\(A\)が\(B\)よりお姉さんである確証が持てる」条件は
- \(B\)が\(A\)を「\(A\)姉」と呼ぶ
ことです。逆に、 「\(A\)が\(B\)よりお姉さんではない確証が持てる」(\(A \leq B\))条件は
- 他に一度でも「○姉」という呼び方をしているにも関わらず\(B\)が\(A\)を「\(A\)姉」と呼ばなかったとき
です。
私が確認できたところでは、
- \(りく>りつ\) はじまり
- \(全員>りょく\) ? 0.5話
- \(りん>りな\) 0.7話
- \(りく\leqりな\) 0.8話
- \(りつ>りん\) 0.9話
- \(りな(よ)\leqりん\)
- \(りょく\leqりつ\) 3話
- \(りょく\leqりん\) 3話
- \(りく>りつ\) 3話
- \(りょう\leqりつ\) 3話
となりました。
とても見づらい感じになってしまったので図にして考えたのですが、りょう、りく、りつ、りん、りな、りょくの順、つまりEDの左側に行くほどお姉さんということで大丈夫なようです。
ただ、0.8話でりなちゃん(ズの一人)がりくを「りくちゃん」と呼んでいること、また3話でりつがりょうを「りょうちゃん」と呼んでいることはこれに矛盾します。\(\leq\)は弱い証拠なので無視しても大丈夫でしょう。
この考察はかなりガバいですね。改めて全話見返す必要があるのでまた今度検討します。