006.JP-S-003
※この章には公式ガイドブック2巻の重度なネタバレを含みます。
JP-S-003とセルリアンの「核」
公式ガイドブック2巻の封印を解きました。ヤバかったですね。
今回は公式ガイドブック2巻、セルリアン特集の最後にあった写真についての考察です。
問題の写真については省略しますので、各自ガイドブックを購入してね♥
管理担当のカコさんは第2世代セルリアンのサンプル採取に成功したことがわかります。まあ、ここまではセルリアンの研究を行っている以上問題ないです。
次は付箋にある「JP-S-003」の意味についてです。セルリアンはCeruleanでしょうから、Sはセルリアンではありません。
「ジャパリパーク-サファリ-003番」
あるいは
「ジャパリパーク-サンプル-003番」
だと考えられます。
先端を除き、シャーレ内にある部分は黒色をしているため、これは第2世代セルリアンのサンプルのようです。
第二世代であるにも関わらず番号が3ということから、このような形でサンプルの採取に成功するのは稀なことだったのではないかと考えられます。
さて、問題は、シャーレの蓋が開いている件です。
この写真から想定されるバックストーリーには以下の2つが考えられます。
カコさんの実験のひとつ
シンプルにカコさんがセルリアンのサンプルに対する実験を行っている過程の画像だとした場合です。
一見問題ないように思われますが、
- 実験室でもない普通の作業机の上で?
- 室内が暗い
等違和感がありまくりです。
仮にこれが実験過程だとすれば、どのような実験をしていたのかも考察の対象になります。
虹色の触手の下に散らばっているのはサンドスターと考えられますが、だとするとカコさんはセルリアンのサンプルにサンドスターを与える実験を行っていたのでしょうか。
カコさんは周囲と異なり「第2世代への変化は『進化』ではない」との自説を残していたということから、セルリアンについて他の研究員の知らないことを知っていたようです。
また、触手先端の虹色のグラデーションはセーバルちゃんの耳や女王の髪を想起させます。
カコさんのこの実験が、アプリ版ストーリーへの影響を与えた可能性が考えられます。
収容違反
サンプルが動き出し、自らシャーレの蓋を開けて外に出ようとしているように見えます。
この場合、完全に収容違反が起きちゃってますね。
この事案が発生する以前には「セルリアンから切り取った体の一部は動かない」と考えられていたようですが、この事案によってそれが覆されたようです。
ここでセルリアンの構造を考えます。資料を見る限り、セルリアンは単細胞生物のような性質を持っており、弱点である「へし」はその細胞核にあたるようです。
仮にセルリアンから一部をサンプルとして切り取った際、それが核を含んでいなければセルリアンとしての機能は喪失すると考えられます。(少なくとも事案JP-S-003まではそう考えられていたようです。そうでなければせめてシャーレに重石を載せとくとか、もっと厳重な収容プロトコルを組むべきです。)
触手の下に散らばるものがサンドスターとした場合。研究員がそうする理由はありませんから、これは触手の虹色のからこぼれ落ちたものと考えられます。
ただ、こちらのストーリーの場合、誰が写真を撮ったのかという問題が残ります。収容違反発生の現場にカコさんがちょうど居合わせ、シャッターを切ったと考えることはできますが。
どちらにせよ
研究施設ジャパリパーク・サファリ、及び研究員であるカコさんは、アプリ版の物語及びセルリアンについての大きな鍵となります。
アプリ版の物語について改めて勉強しようと思います。